NCの様々なコンテンツで述べているが、キャンピングカーはベース車両の満積載状態で常に走っている。キャンピングカーだからといって、ブレーキを強化したり、エンジンを強化したり、冷却能力を上げたり・・・ということはない。
車両には、常に過負荷がかかる場合が多く、普通乗用車では発生しにくいトラブルが発生することがある。
つい先日、あるクラスAを所有している方からの連絡が入り、後輪から走行中激しく音が発生するとのこと。また、ブレーキを踏んでも効きが極端に甘いとのこと。
即在に車両を停止し、整備工場に来てもらい確認しするとブレーキパッドが磨り減り外れ、ディスクに接触し音が発生していたとのこと。
原因は、ブレーキキャリパーのピストンの固着である。
車重のあるキャンピングカーでこの手の故障は案外多い。
普通車感覚で、下り坂でブレーキを多様した場合や長期に渡りキャリパーを点検、整備していない場合に発生する。
10年経過している車両はぜひキャリパーのピストンの点検、整備、必要に応じて交換をお勧めする。