今回、また新たに東京新聞からの取材依頼を頂いた。
今回の取材依頼内容も、やはり”軽キャンピングカー”についてである。
現代の趣味嗜好の動向を確実にキャッチしているマスコミの情報収集力には本当に驚くばかりである。
アメリカでは、10mを超えるキャンピングカーは珍しくない。
アメリカに住む友人は、10mを超えるディーゼルプッシャー(大型バスサイズのディーゼル車のキャンピングカー)に普通車の四輪駆動車を牽引している。
10mを超えるクラスAで普通車を牽引する・・・・日本ではまず在りえないことである。
近年、アメリカではキャンピングカーのサイズがワイド化しており、横幅が100インチ、さらにそえを超える車輌も存在している。
大陸と、島国の違いであろうか、アメリカは「走る家」的な考え方があり、装備、快適さなどをとことん追求し、家庭とほぼ同じ環境で過ごすことができる。その形が現在のRV(キャンピングカー)になっている。
しかし、日本の場合は、造りも小さく場合によっては、装備をとことん削減したキャンピングカーも存在する。
シャワーもない、ボイラーもない、トイレもない・・・・軽自動車キャンピングカーはまさに装備をとことん削減し、ランニングコストや俊敏性を重視したキャンピングカーである。
つまり、軽自動車キャンピングカーに、「走る家」的な考え方は、当てはまらない。
現在、道の駅や高速PA、SAの整備が急速に進む中、「睡眠」、「食事」、「洗面」が出来ればよいという考え方が増えているようである。
最も小さいキャンピングカー・・・軽自動車キャンピングカーが近年注目されている。
これほど最新情報のアンテナを張り巡らしているマスコミが注目する”軽自動車キャンピングカー”・・・・このブームはさらに加速しそうである。