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バーストの破壊力

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 県外から持ち込まれた輸入車キャンピングカー。
 高速走行中のバーストによる車両の一部が損傷している。
 タイヤのバーストは、
 ○ タイヤの空気圧が低い状態で走行した場合
 ○ パンクしている状態で走行した場合
 ○ 劣化したタイヤで走行した場合
 ○ エアーバルブが不良のホイールで走行した場合
 ○ タイヤにダメージを与えるものに乗り上げた場合
 ○ タイヤが内部で剥離し、こぶができている状態で走行した場合。
 などなど様々な条件で発生する。
 このバーストによる損傷は、タイヤハウス付近を通っている配線類が引きちぎられたように切れている。ガス銅管が引きちぎられたように切れている。
 床の一部が損傷し、室内が見えている状態。
 今回、人災にはつながらなかったが、車両への影響は大きく銅管や配線の束を切ってしまうほどタイヤの破裂片の威力は凄い。
 タイヤの位置によっては、操縦不能になることもある。
 1990年前半~中盤の車両は特に、新車時から装着されているタイヤのままのケースがある。既に10年経過しており、ゴム質の劣化やタイヤ自体の性能の低下は言うまでもない。
 まだタイヤの山があるから・・・と劣化したタイヤを使い続けるとバーストを招くこともある。
 ある程度年数の経過した車両や、タイヤに異変を感じたら大惨事にならない前に、専門ショップなどで確認、必要に応じて新品と交換してもらうことをお勧めする。