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軽キャンピングカー 中古車選び超重要注意点 その2

 昨日の記事に関連して相談を受けた。
 ベース車両のエンジンはまさしくK6Aのエンジン搭載の軽自動車ベースキャブコン。
 走行は、16万キロ台。現在中古車販売店に展示されており、現在購入を検討しているという。
 先日下見をし、内装やレイアウトや外装、タイヤの摩耗などは見たが、エンジンの振動などは一切してチェックしなかったとのこと。買うべきかどうかの相談である。
 現車を見ていないので、何とも言えないがK6Aエンジンは、業者間でも”問題のエンジン”であることは間違いない。
 シリンダーヘッド2番のエキゾーストバルブが溶けて不調となる現象はネットでその事例が多く報告されている。
 このエンジンは、軽トラ以外にもワゴンR、エブリイワゴン、ジムニーなどにも搭載されている。
 
 まず、このエンジンで16万キロ走っている車両はお勧めできない。ネットには、通常の車両で7万キロ台で不調となりオーバーホールしたという事例もある。
 
 どうしてもその軽キャブコンを購入したければ、
①エンジンをかけ、ブレーキを踏みエンジンの振動を確認する。
②シートを開け、エンジンのヘッド部に交換した跡がないか確認する。もし、確認した形跡があれば、いつごろ+何万キロ時かを確認する。
③エンジン圧縮が低下し、不調になった場合の保証を取り付ける

などが考えられる。16万走行した軽キャンピングカーでもそれなりの価格らしい。高い買い物なので、衝動買いを避け、慎重に!