バッテリー上がりの原因は、寿命、電装品の消し忘れなどが多い。寿命に近づいたバッテリーは、エアコンを使う夏場に上がることが多い。寿命の場合は、交換することが前提となるが、応急的に他車から電気をもらう場合には、ブースターケーブルによって接続を行う。
①救護車はエンジンをかけたまま
②故障車はキーをオフにし、電装品は一切入れない。(特にエアコンやファンを切った状態にしておくこと)
③最初に故障車の+に赤いケーブルを接続する。
④そのケーブルを救護車の+に接続する。
⑤続いて救護車の-に黒いケーブルを接続する。
⑥そのケーブルを故障車のエンジンブロック(塗装されていないエンジンの金属部分。これは、スパークがバッテリーから出た気体に引火することを防ぐためと、伝導効率を上げるため)
⑦この状態で、しばらく待つ。
⑧数分後、故障車のセルを回す。
⑨セルの回りが弱い場合は、さらに数分そのままにしてセルを回す。
⑩エンジンが始動したら、-側からケーブルを外す。
バッテリーが上がった場合は、必ず原因を明確にし対処しておくことが大切である。