弱ったバッテリーの場合、フロントエアコンや他の電装品を使い、バッテリがー上がるケースがある。夏場にバッテリー上がりとなるケースである。
基本的にバッテリーが弱った場合は、即交換が鉄則である。
エンジン側バッテリーの場合、取扱説明書に明記されているがサブバッテリーの場合、表記がないものや前のオーナーが容量やサイズを変更している場合がある。
特にサブバッテリーの場合は、オルタネーターやチャージャーの能力を考えずに巨大なバッテリーに取り替えているケースもある。
バッテリー容量は大きければよいというものではなく、発電量や能力を考えた上で選択しなければならない。
【バッテリー容量】
満充電した状態から放電終止電圧に降下するまでに使われた電気量を「バッテリー容量」と言う。
具体的に、20Aの放電が5時間で完全放電となる場合、その容量は、20アンペア×5時間で100アンペアの容量ということになる。
しかし、100Aのバッテリーを100Aの放電で使用した場合、一時間使用できそうであるが、実際には使えない。
そこで、一定時間において測定する方法「5時間率」が用いられている。(ショッピングの海遊社のバッテリー表示がそれである)