記事一覧

気温と湿度とキャンピングカー

 異常気象と言われる近年、”夏日”には30度を超える、かなりの気温まで上昇することがある。
 そのような炎天下に駐車している車両の室内温度は、さらに高くなる。
 炎天下でも通常の車ならほどんど問題になることのない車内の痛みであるが、キャンピングカーの場合は、気温や湿度の影響を受けやすい。
 具体的には、キャンピングカー特有の木材の痛みである。
 特に無垢材を使用しているものは、温度や湿度により反りが発生するケースがある。さらに、割れることさえある。
 家庭用の家具でも同じであるが、家具メーカーによっては温度や湿度に関する注意事項を明記しているところもある。
 締め切ったキャンピングカーの日中はかなりの高温になり、夜は急激に温度が下がる。
 この繰り返しは木材にとっては、決して良いとは言えない。
 キャンピングカーの家具の痛みを抑えることも考慮して、駐車することも大切である。
 例えば、直射日光があたらない方向で駐車することや、ソーラー換気グッズを利用すること、雨の入らない程度に窓やベントを空ける、扇風機を回し温度と湿度を下げる・・・などちょっとした配慮がキャンピングカーを長持ちさせる結果となる。