写真はパワーウインドウのモーター。
以前から、窓を上げる時に動作しないことがしばしば。
ドアの内張りを剥がし、電圧を測定すると正常にスイッチから電圧がかかっている。
となると疑うべきところはモーターである。
モータを取り外し、分解してみるとブラシがシャフトの一部にしか当たっていない状態。
これでは、電磁石の力が弱く、ガラスを下げるのは重力が加勢をしてくれるためOKだが、重力とは反対のガラスを上げる動作ができないはずである。
磨耗が原因と見られるがまだブラシは交換するに至っていない。このため、ヤスリで接点部分を研磨し、シャフトに当たる面を大きくする。
組み込んで取り付けたところ、正常な動作に戻った。修理費用0円。