写真は、リアアクスルのラテラルロッド(トラックバー)の固定ボルトである。
このリアクスルは米トレーラー製造メーカーのものであるため、この製造元へボルトを注文しなければならないことと足廻りに使用されているボルトのため焼きが入って強度が高いため特殊である。
純正ボルトは、錆が発生し所々ピンホールが発生している。
このまま使用した場合、ブッシュを傷つけ磨耗させてしまうことが考えられる。
やはり、オーバーホールをする以上、新品のボルトナットを使用したいものである。
しかし、米国からボルト数本を輸入するのも気が引ける・・・。
そこで、以前べクトラの収納庫を国内でワンオフで製作した際に相談したB氏に相談。B氏は、以前軍事用の製品製作に関わっていた人物であり金属加工については豊富な知識を持っている。
ボルトの長さ、径、質などを電話でやり取りすると、ある店を紹介してくれた。そこに行ってみると長さはほんの数ミリ異なるものの、インチ径、質ともに同等のボルトナットが存在した。
聞くところによると、アメリカのトレーラーに使用されているボルトナットであっても”規格品”であり、その店は規格品であればあらゆるボルトナットを在庫しているとのことである。
価格は1本650円。あまりの安さにまとめて数本購入した。