同じ時期に購入した同じ車両で同程度の走行距離。
しかし、車両に大きな差が出ることはめずらしくない。というか、必ず違いが出る。
例えば、ハンドル据え切りで一杯に切るクセがあるオーナーの車両は、パワステポンプ関係が早く劣化したり、タイヤが偏磨耗してしまう。
マニュアルミッション車で半クラッチを良く使うオーナーの車両はクラッチ板の磨耗が早い。
頻繁にエンジンブレーキをかけたり、シフトチェンジをしたり、アクセルを一杯に急加速をするAT車のミッションはミッション周辺の故障を招きやすい。
そのほかにもブレーキ、エンジン電装類に至るまでそのオーナーのクセが車両に反映されるケースも珍しくない。
”機械”にも限度がある。自動車に限らず荒っぽい使い方をすれば壊れる確立は高くなる。
クセと言うだけに運転者が意識することなく車両を傷めている場合がある。まずは、”急”の付く動作を少なくすることが大切ではないだろうか。