べクトラのエントランスハンドレールが擦れと傷で金メッキが剥がれていた。
先日、トラックバーの修復をしていただいたT氏に相談するとメッキをできるところがあるとのことで依頼をする。
本日、仕上がったとのことで遠方からT氏が早速届けてくれた。
梱包を取り除くと見事な光沢の金色のハンドレールが現れた。
仕上がりはシルバーメッキと思っていたので光沢のある金色には感動でる。ネジ、溶接部なども綺麗に金メッキ化されている。取り付けが楽しみである。
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べクトラのエントランスハンドレールが擦れと傷で金メッキが剥がれていた。
先日、トラックバーの修復をしていただいたT氏に相談するとメッキをできるところがあるとのことで依頼をする。
本日、仕上がったとのことで遠方からT氏が早速届けてくれた。
梱包を取り除くと見事な光沢の金色のハンドレールが現れた。
仕上がりはシルバーメッキと思っていたので光沢のある金色には感動でる。ネジ、溶接部なども綺麗に金メッキ化されている。取り付けが楽しみである。
写真は、べクトラのデフオイルの交換時のもの。
べクトラのデフオイルは、輸入して初めての交換となる。
交換するために、純正で指定されいている80-90WのGL5のギアオイルを準備。
オイルを抜いてみると、一目瞭然に色が違う。
写真の4リットルオイルジョッキに入っているのが抜き取ったギアオイル。1リットルのボトル容器に入れたものが新しいオイル。
抜き取ったオイルを見るとかなり汚れている。
やはり、普通乗用車の同程度の走行距離の状態と比べるとオイル類の劣化や汚れが早い。
また、色の違いだけではなく新しいオイルの方が粘度も高い。
車重のあるキャンピングカーのオイル類の交換は、早めに越したことはない。
国産軽自動車のエンジン周辺から回転に添った異音が発生。ベルトかベアリングではないかと思いエンジン周辺を確認する。
するとルタネーターベルトが裂けていた。
ついでにACベルトも交換する。近所の部品商でベルト代2本で約3,000円。
最近の自動車は比較的調整が簡単なテンショナーが使われているため、作業も短時間で済む。
ちなみに、このミツビシの場合は、エンジン下部にあるテンショナーのボルトで調整する方式。
フォード、E-350系は、超楽チンのオートテンショナー。
シボレーP30系は、テンショナーの中央に専用工具を入れ、捏ねる方式。
去年からオナン7kwジェネレーターのオーバーホールを行ってきた。
ジェネ本体の圧縮が低かったため、ジェネレーター本体をほぼ全てバラバラにして、ピストンリング交換、バルブすり合せ、ヘッドガスケット、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドガスケット、オイルパンガスケット、キャブレターガスケット、オイルプレッシャースイッチ交換、プラグコード交換、プラグ交換、その他多数の交換および調整を行った。
大掛かりなオーバーホールで部品調達が輸入になるため長期の修理を想定した。
しばらくジェネレーターがないと不便なので、知り合いのK氏に6.5kwのジェネレーターを借り一時的に搭載した。
当然、借用したジェネレーターは、大きさも取り付け位置も違うため今回のためだけにブラケットも自作し取り付けを行う。
本来なら、オーバーホールも終了していた計画であったが、K氏のいつまででも使って良いとの言葉に甘えついついゆったりしてしまった。
先週末、遠方からR氏が応援に駆けつけてくれた。R氏は、元バイク関連で働いていた経緯を持ち、その手のエンジンについては長けている。最終調整として残っていたバルブクリアランスの調整をR氏にお願いする。
微妙な調整をシクネスゲージで何度も確認してもらう。
全てOKが出たところで、残りの全ての部品を取り付け単体でジェネレーターを始動させる。
圧縮もあり、回転も安定している。R氏の間違いなく大丈夫というお墨付きの元K氏の言葉で、借用しているジェネレーターを下ろし、純正の7kwと入れ替える。
燃料、出力配線、マフラーなどを接続し、ジェネレーターの固定をする。
ちなみにオナン7kwの排気量は、約1000cc。重さ約100キロ。
ジャッキ2本あれば、積み替えだけなら1人でも30分あればできる。
べクトラボディ下にあるエアコンユニットはツインコンプレッサー式。このエアコンを動かしさらに電子レンジ、ドライヤーなどを同時に使用しても余裕の出力である。
昨日の建国年の日は、朝からべクトラのメンテナンスをしようと考えて知り合いのボルボのパワーウインドウが動かないとのことで急遽修理を行うこととなった。
写真は、ボルボのパワーウインドウ。分解してみるとモーター内部が破損し、ギアとモーターの軸が全く分離されてしまっている状態であった。
この状態であればモーターのみ交換すれば治る。ただし、壊れたモーターを再度組み込み、モーターを入手するまで待つのも不便である。
何とか良い方法がないものかと考え、当初は国産のウインドウレギュレターを組み込もうと考え解体屋へ電話をしてみるが休みである。やはりその日のうちの修理は無理かと考え、あきらめかけたところで、パワーウインドウのモーターを倉庫に保管していたことを思い出した。それはBMWとベンツのもの。
倉庫から探し出し比べるとBMWのモーターと全く同じである。
が、しかし左右の方向が異なる。
ワイヤーの長さも異なる。そのため、レギュレターを分解し、ワイヤー巻取り部も分解し、ワイヤーを入れ替える。
モーターブラケットを溶接し、ワイヤーの張りの調整を繰り返し、取り付け完了。
修理費用は0円。
今回のオーバーホールに要したパーツは、かなりの数に上った。
しかし以前、必要な時が来るであろうと思い米国オークションで予め購入していたものもある。エレクトリックブレーキアッセンブリーや、ソレノイドリレー、コンプレッサー、エアーホース、フィッティングなどである。
国内でこれらを調達した場合、途轍もない金額になる。
故障=あわてて国内調達・・・・とならないように気になるパーツは日ごろからチェックし、消耗品も含め米オークションや懇意にしている米パーツショップから輸入しストックしておく。
仮に走行不能になった場合のレッカー費用や修理代金、部品代を考えると、パーツをストックするのは微々たる金額にしかすぎない。
物は考えようだが、パーツは、有る意味故障したときのための保険としてストックするようにしている。
国産キャンピングカーでも冷蔵庫やヒーターなどほぼ外国製が使われている。
冷蔵庫や、ボイラーの品番、コントロールボードの品番などを確認し、一覧表にまとめておくだけでもパーツを検索する際には、役に立つ。
写真は、収納庫に移設したリレー、エアーコンプレッサー。
それに伴いエアーホースやハーネス、コルゲートチューブなどを収納庫まで新規に引く。
べクトラ37フィートの場合、エアーサスは非常に重要な部品である。
37フィートより短いモデルは、通常のリーフスプリングにヘルパーエアーバッグの組み合わせであるが、37フィートは、セミリーフスプリングにアメリカやヨーロッパで使用されているエアーバッグが使われている。
また、37フィート以下のべクトラの場合はエアー調整が手動であるが、37フィートはコントロールバルブ制御により全て自動で車高の調整を行っている。
つまり、37フィートでエアーサスが機能しなくなった場合、走行に支障をきたすことになる。
コンプレッサーやリレーの純正位置では、風雨にさらされるため、そこから約1m離れた収納庫内に移設した。
メンテナンス製は抜群である。さらに、風雨による劣化を防止できる。もちろん、コンプレッサー、エアーホースフィティング、チェックバルブ、ドレンバルブなどの予備は常に積んでいる。また、コントロールバルブも現在輸入中である。
これで安心感が飛躍的に高まった。
今年に入ってからの大掛かりなリアアクスルオーバーホール。
トラックバー(ラテラルロッド)の修復、ショックアブソーバー新品交換、電磁ブレーキ新品交換、エアサス用エアーコンプレッサー交換、移設、配線移設、リレー新品交換などなど・・・・かなり大掛かりな手間と時間をかけてきた。
しかし一旦やり始めたら徹底的にやりたくなってしまう。
エアサスのフィッティングやその他のセンサーなども以前からチェックしなければと思っていたので、今回さらに手を広げる。
べクトラには、オートマチックレベルコントロールシステムが採用されているため、車高を自動的に感知しエアーの圧力を調整している。
この辺の構造は、トラック等のエアサスなど詳しいK氏が詳しいため協力を依頼した。
全てのエアーのフィッティングをK氏とともにチェックする。目を凝らさないとわからないほどの超微量のエアーの漏れなども発見。
写真は車高を調整するためのコントロールバルブである。
コントロールバルブからごく微量のエアー漏れがあったため分解すると、錆粉が堆積しエアー漏れの原因を作っていた。
分解しオーバーホールし、修理は完了。念のため、新品に交換することとし、その日のうちに米国のオークションサイトで落札し、後日交換予定である。
コンプレッサーと、リレーの移設場所を決定し、エアーホースと配線を引き込む。
両方ともにコルゲートチューブで保護し引き込む。
コルゲートチューブを使い配線をすることは、車体に穴を開け配線を通す場合の基本中の基本である。
そのまま穴に配線を通すと、場合によっては配線の皮膜が切れショートすることもある。
国産自動車のハーネスの引き回しなどを見ると、実に細心の注意が払割れている。
しかし、キャンピングカーの場合は、配線の取り回しについてもビルダーによって大きな差があるのが現状である。
配線の取り回し1つを取り上げても、そのビルダーが細かい点に配慮して設計、製造したかどうかが伺える。
さて、取り付け位置も決定し、後は配線と配管を結ぶだけとなった。いよいよリアアクスル周りの長期メンテナンスも終盤となってきた。
写真は、3ポートソレノイドリレー。このリレーは、アメリカンRVでは、サブバッテリーシステム、電動ステップなど様々な場所に使われている。
昨日の写真のように純正は、茶褐色に錆びておりいつ動作しなくなってもおかしくない状態である。
今回は、このリレーも収納庫内に移動させる。これにより雨水の跳ね上げから守り、錆による劣化の予防が期待できる。
コンプレッサーを移設するにあたり、配線、エアーホースを延長し、リレー・エアーホース、リング玉など全て新品に交換した。
これで、コンプレッサーやリレーなど風雨による劣化を防止できる。
写真のコンプレッサーは、4年前新品を輸入して取り付けたもの。純正は、リアアクスル後方のフレームに取り付けられ、跳ね上げた雨水がかかる位置にある。
コンプレッサーには、アルミ腐食が見られ、コンプレッサーが固定されているすぐ横には、3ポートソレノイドがある。写真の茶色いソレノイドがそれである。茶色に錆たリレーは、いつ動作不良を起してもおかしくない。
この状態では、この先エアーサスペンションが正常に動作しなくなることも予想される。旅先での故障は避けるべきであり、そのためには、事前の予防が大切である。
キャンピングカーは、部品がすぐに調達できないケースも少なくないため事前予防措置として、今回は、コンプレッサーの位置を雨水のかからない車体内部に移設し、リレーを新品に交換する計画えである。写真の赤いホースがエアーホース。
先日から、リアアクスルのトラックバーの修復を行ってきた。
輸入したショックアブソーバーを取り付け、T氏に修復していただいたトラックバーを組み込む。
タイヤの高さ、車体フレーム、傾き、後輪1軸の位置などを測定すると、2軸目のアクスルが右にずれている。
ここでトラックバーの活躍である。
トラックバーをねじ込みトラックバーの長さを調整し右側アクスル下部をジャッキで持ち上げる。
再度アクスルを取り付け、これを数回繰り返しきっちり正しい位置にリアアクスルを収める。
想像以上に簡単に作業が完了した。
当初、破損したリアアクスルのネジ部を溶接で修復しようと考えていたが、車軸の位置の調整にかなりの調整が必要であったため、今考えると相当悪戦苦闘しなければならなかったことが想像される。短時間の調整で終了したのもT氏の修復のお陰である。
電磁ブレーキ新品交換、ハブベアリング洗浄&グリスアップ、トラックバー修復&調整、ショック部ソーバー新品交換、防錆塗装。これでリアアクスルは、完璧な状態となった。
引き続き、風雨にさらされているエアサス機器周辺の改良を行う予定である。