去年からオナン7kwジェネレーターのオーバーホールを行ってきた。
ジェネ本体の圧縮が低かったため、ジェネレーター本体をほぼ全てバラバラにして、ピストンリング交換、バルブすり合せ、ヘッドガスケット、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールドガスケット、オイルパンガスケット、キャブレターガスケット、オイルプレッシャースイッチ交換、プラグコード交換、プラグ交換、その他多数の交換および調整を行った。
大掛かりなオーバーホールで部品調達が輸入になるため長期の修理を想定した。
しばらくジェネレーターがないと不便なので、知り合いのK氏に6.5kwのジェネレーターを借り一時的に搭載した。
当然、借用したジェネレーターは、大きさも取り付け位置も違うため今回のためだけにブラケットも自作し取り付けを行う。
本来なら、オーバーホールも終了していた計画であったが、K氏のいつまででも使って良いとの言葉に甘えついついゆったりしてしまった。
先週末、遠方からR氏が応援に駆けつけてくれた。R氏は、元バイク関連で働いていた経緯を持ち、その手のエンジンについては長けている。最終調整として残っていたバルブクリアランスの調整をR氏にお願いする。
微妙な調整をシクネスゲージで何度も確認してもらう。
全てOKが出たところで、残りの全ての部品を取り付け単体でジェネレーターを始動させる。
圧縮もあり、回転も安定している。R氏の間違いなく大丈夫というお墨付きの元K氏の言葉で、借用しているジェネレーターを下ろし、純正の7kwと入れ替える。
燃料、出力配線、マフラーなどを接続し、ジェネレーターの固定をする。
ちなみにオナン7kwの排気量は、約1000cc。重さ約100キロ。
ジャッキ2本あれば、積み替えだけなら1人でも30分あればできる。
べクトラボディ下にあるエアコンユニットはツインコンプレッサー式。このエアコンを動かしさらに電子レンジ、ドライヤーなどを同時に使用しても余裕の出力である。