昨日の建国年の日は、朝からべクトラのメンテナンスをしようと考えて知り合いのボルボのパワーウインドウが動かないとのことで急遽修理を行うこととなった。
写真は、ボルボのパワーウインドウ。分解してみるとモーター内部が破損し、ギアとモーターの軸が全く分離されてしまっている状態であった。
この状態であればモーターのみ交換すれば治る。ただし、壊れたモーターを再度組み込み、モーターを入手するまで待つのも不便である。
何とか良い方法がないものかと考え、当初は国産のウインドウレギュレターを組み込もうと考え解体屋へ電話をしてみるが休みである。やはりその日のうちの修理は無理かと考え、あきらめかけたところで、パワーウインドウのモーターを倉庫に保管していたことを思い出した。それはBMWとベンツのもの。
倉庫から探し出し比べるとBMWのモーターと全く同じである。
が、しかし左右の方向が異なる。
ワイヤーの長さも異なる。そのため、レギュレターを分解し、ワイヤー巻取り部も分解し、ワイヤーを入れ替える。
モーターブラケットを溶接し、ワイヤーの張りの調整を繰り返し、取り付け完了。
修理費用は0円。