「うちのキャンピンカーのタイヤはよく空気が減る・・・」、「頻繁にエアーを入れている・・・」というオーナーがいるが、その原因はタイヤ以外の原因がほとんどである。
例えば、10年近く経過した車両や過走行の車両などでは、バルブの劣化によってエアー漏れが発生する。
パンクの検査をしても漏れが見つからない、ホイールリムからの漏れもない・・・このような場合はバルブを疑ってみることが必要である。バルブの場合、左右前後どちらかに指で軽く曲げるとエアー漏れが確認できるケースもある。
純正鉄ホイールには、多くの場合が写真のようなゴムバルブが付いている。(ホイール面に出ているのは、細くなった部分のみである)
また、このゴムバルブの劣化損傷は、高速走行など一気にエアー抜けを招き、かなり危険な情況に陥る。
10年近く経過しバルブを一度も交換していない車両や過走行の車両は、タイヤ交換の際のバルブの交換もあわせて行うと安心である。