大手石油卸元がまた値上げを発表した。
暫定税率の今後も注目される。
最近の原油高と比例して、カー用品店などでは低燃費グッズコーナーまで設けられている。
ここ最近”ガソリン節約のためにヒーターのファンを小さくしている、ヒーターをできるだけ使わないようにしている”などといった話を聞く。
これは、全くの間違い。
家庭用のエアコンの場合、熱交換方式などでコンプレッサーを電気で動かすため当然電気代がかかる。
しかし、自動車の場合、ヒーターはエンジンの熱を利用しているため、家庭用の暖房とは異なるのである。
具体的には、エンジンで発生した熱をラジエターの水で冷却し、その温水を利用して暖房している。
そのため、走行中にヒーターを入れても入れなくても燃費に影響はない。
ただし、エアコンのコンプレッサーが同時に作動するタイプの車両では、燃費が若干落ちる。