|
へダースとは?・・・日本では一般的に”タコ足”と呼ばれているエキゾーストマニホールドの名称です。
純正のマニホールドは排気方向とほぼ垂直のため、排気効率が悪くパワーロスが発生します。このマニホールドを社外のヘダースに変更することで排気効率がUPしパワーUPが期待できます。
また、アメリカ製のマニホールドはガスケットが入っていない車輌が多く、マニホールドの反りが発生してエキ漏れが発生している車輌も多く、今回の取り付け車輌もエキ漏れが数箇所発生していました。(エキ漏れが発生している場合、車検は通りません。エキ漏れを修理する場合はマニホールド交換やガスケット装着などで解消する場合がほとんどですが、作業内容を考えると”どうせ外すならヘダースに交換・・・・となった訳です。”)
本コンテンツは、フォードV8エンジンのエキゾーストマニホールドを社外品に変更した事例です。 |
ヘダースの取り付け |
|
|
|
純正のマニホールドのボルトを取り外す。一気に緩めるとボルトに熱が発生し、折れることもあるため、潤滑油をスプレーしながら少しずつ緩めていきます。
|
マニホールドを取り外した上体。バルブの一部が見えている。 |
上が取り外したマニホールド。下は今回アメリカから輸入したモーターホーム専用フォードV8用ヘダース。1つ1つのシリンダーから排出される排気がスムーズに流れていくことが形状からも分かる。 |
|
|
|
ガスケットを装着し、交換したヘダース。
|
車体下部から見たヘダース。右側。 |
それぞれのヘダースにY-パイプを接続する。 |
|
|
|
Yパイプを接続し、純正の触媒に接続できるようセッティング後長さ調整を行う。 |
Y-パイプと触媒との接続は、純正のフランジで接続できるが、長さが多少長いため純正側を5センチほどカット後、溶接を行う。 |
それぞれのフランジを本締めし、取り付け完了。
本ヘダースの場合は、使用するうちに綺麗な色に変色します。 |
|
ヘダース交換後の使用感(オーナー談) |
抜けが良くなったのが体感できました。特に低速のトルクが向上したように感じます。さらに、上り坂などでは以前のようにアクセルを踏み込むことが少なくなり、燃費も多少向上しました。 |
※ ヘダースに交換=確実にパワー&燃費向上する・・・ということではありません。
※ ヘダース、触媒、マフラーなどを組み合わせて交換した場合、抜けが良すぎてまれに逆効果になることもあります。 |
作業時間 |
作業難易度(5段階)
(5が難易度が高い) |
作業のポイント |
実用度(5段階)
(5が実用度が高い) |
約5時間 |
3 |
○ スタッドボルトを破損しないこと。折ると作業時間がかかり、泣きたくなります。スタッドボルトが折れても良いようにタップ切りやドリル、破損ボルト取り外しツールなどを準備しておくと安心です。 |
4 |
|
トップページへ戻る
Copy right NET
CAMPER Since
1999.Nov |