セットフォードトイレの修理事例

 キャンピングカーではメジャーなセットフォードのトイレ。
 キャンピングカーのトイレは便利な反面、トラブルが多いのも現状です。
 今回は、トイレ背面(洗面所付近)が水浸しになったキャンピングカーの漏れを探していくと、どうもトイレ付近から水が漏れている様子。。。
 本ページは、トイレの水漏れの修理事例についてのコンテンツです。
トイレの水漏れ修理
 人様のトイレの修理は極力したくないのですが。。。とりあえず、トイレを取り外し中性洗剤を拭きかけ、ホースにエアーで圧力をかけ漏れの場所の特定を行います。  圧力はエアーブローガンを利用します。   バルブから泡が発生していたため、バルブを外します。
 取り出したバルブには、ヘドロ上の水垢が。。一部固着しています。  バルブ内のオーリングにも水垢が固着しています。また、オーリングも劣化してサイズが大きくなっています。  バルブを真鍮ブラシで清掃し水垢を完全に除去、そしてオーリングを新品と交換します。
 分解した順と逆にバルブを組み立て取り付けます。  再度、エアーで圧力をかけ洗剤の泡が発生しないか確認を行い、トイレを取り付け完了です。
トイレから水漏が発生したら・・・
★ ウォーターポンプを停止し、シンクの水を出し圧力を抜きます。(シンク、洗面などを利用しない)
★ シール部やオーリングは経年変化で劣化します。常にオーリングの予備を携行されることをお勧めいたします。

作業時間 作業難易度(5段階)
(5が難易度が高い)
作業のポイント 実用度(5段階)
(5が実用度が高い)
トータル1時間程度 ○ エアーで圧力をかける際は、過負荷な圧力をかけないようにレギュレターで調整を行ってください。一気に過負荷なエアー圧をかけるとバルブやホースを損傷する原因となります。
○ バルブはプラスチック製のため、ナットの締めすぎによる破損に注意すること。モンキーレンチなどで過剰なトルクをかけないように注意。

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