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キャンピングカーには吸収式冷蔵庫が多く使用されています。
この冷蔵庫は、コンプレッサーやR22ガスなどを一切使用しないタイプで、冷蔵庫のボイラー部を高温で熱し圧縮〜放出するサイクルで稼動しています。
効率の良い冷却温度は、ボイラー部(冷蔵庫下部)=高温、コンデンサー部(冷蔵庫上部)=低温が望ましいのですが、ボイラー部の熱が上部のコンデンサー部まで伝わることや、冷蔵庫背面で熱がこもることにより冷却能力が低下することがあります。(特に真夏の炎天下)
そのRV用冷蔵庫の冷却能力低下を改善するために、本場アメリカでは専用のソーラー&ファンが販売されています。
本ページは、その冷却ファンの取り付けについての解説です。
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RV冷蔵庫用のソーラー電池&クーリングファンの取り付け |
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これがRV用冷蔵庫用ソーラー&ファンキットです。
曇りにもかかわらず、非常によく回ります。 |
曇りの状態におて、ソーラーパネルの約3分の1を手で覆ってもファンは充分な回転能力があります。 |
ファンはコンデンサー下に取り付け、熱を冷蔵庫用ベントから排出する方法です。
ファンには、矢印のように取り付け方向があります。 |
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専用のビスが付属されていますが、ビスの緩みなどによる脱落を防ぐために、シリコンシーラントを取り付け部に塗布します。 |
コンデンサー下に付属のビスを使い固定します。 |
配線はかなり長めのものになっているため、一旦配線をちょうど良い長さで切断し、付属の配線接続ツールを使って結線します。またソーラーパネルは、冷蔵庫のベントカバーから配線を屋根上に出し、屋根に両面テープで固定します。 |
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使用感レポート |
特に夏場の冷却に効果があります。また、サブバッテリーなどの電源を必要とせず、昼間の気温が高い時に作動するため、夏場冷蔵庫の冷えが今ひとつ・・・というオーナーには、お勧めの商品です。また、冷蔵庫背面の湿気も排出できるため、一石二鳥です。
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作業時間 |
作業難易度(5段階)
(5が難易度が高い) |
作業のポイント |
実用度(5段階)
(5が実用度が高い) |
トータル1時間程度 |
1 |
○ 屋根上の配線は冷蔵庫用ベントから水が伝わってこないように配線を固定すること。
○ 配線をカットした後、+、−を間違わないようすること。
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5 |
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