普通車はもちろん、今や軽自動車にも取り付けられているリモコンドアロック。
リモコンドアロックとは、鍵を使わずにリモコン操作でドアロックのON、OFFができるものですが、キャンピングカーにはほとんどの車輌にはこのリモコンドアロックが標準装備されている車輌はありません。
リモコンドアロックについては、純正オプション設定がなくても汎用品を取り付けることが可能です。また、最近の汎用品の中でリモコンの到達距離が数十メートルあるものやアンサーバック設定を数種類できるものなども充実した製品が販売されています。
リモコンドアロックは、大まかにアクチュエーター(モーターガンなどとも呼ばれる)、リモコン(発信部)、受信機モジュール(受信およびアクチュエーターに送る電源をコントロールしている)部分から構成されています。 本ページは、キャンピングカーにリモコンドアロックを取り付ける内容です。
リモコンドアロックの取り付け
ドアのハンドルやスイッチ類を取り除き、ドアの内張り(カバー)を取り外します。
動作時のロッドのスライド範囲を確認しアクチュエーターを固定します。
純正ドアロックのロッドにアクチュエーターのロッドを専用パーツを使い固定し、受信モジュールとアクチュエーターの配線を接続します。
ヒューズボックスの常時電源から電源を取り出し、ボディーアース共に、受信モジュール接続にます。(ACC電源は不可)
受信モジュールを取り付けます。また、アンサーバックをスモールライトで行うように純正スモールライト配線にアンサーバック配線を接続します。
配線をドアトリム内にコルゲートチューブを使い、配線をタイラップで固定します。この際、窓ガラスやレギュレターが配線やアクチュエーターに干渉しないかどうか確認します。
ドアトリムにドアラッチカバーやその他スイッチ類を取り付け、動作確認を行い正常にロック、アンロックが出来れば完了。
装着の使用感
約50m離れたところまでリモコン操作が可能。荷物を持っているときなどには非常に便利です。
※ エントランスドアには、スライドドア用電源接点を利用すると綺麗な配線が可能です。
作業時間
作業難易度(5段階)
(5が難易度が高い)
作業のポイント
実用度(5段階)
(5が実用度が高い)
2時間程度
2
○アクチュエーターがドアトリムやウインドウレギュレターに干渉しないように気をつけること。
○アクチュエーターのロッドの伸び縮の長さとドアロックのロッドのスライド範囲を計算に入れ取り付けること。
4
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