後付パワーウインドー
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後付のパワーウインドーで、ドアの内張りに取り付けるタイプは、ドア内張りの外側にモーターユニットを取り付けるため、モーター音が大きいことや室内側に出っ張りができるため、見栄えも良いとはいえません。また、ウインドウレギュレタ-の小さなギアにモーターユニットをはめ込むかたちで使用するため、ガラスが大きい車輌では、モーターへの負担も大きくなります。
また、純正でパワーウインドー仕様の車輌がある場合、純正のユニットを購入しボルトオンで組み込むこともできますが、純正は高価です。
このページは、後付パワーウインドー取り付けについての解説です。
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| パワーウインドーユニットの選択 |
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今回は、ウイネベーゴ社のクラスAのパワーウインドー化を図るために、まず最初にレギュレタ-の選択を行う。
国産の外付けパワーウインドウキットでは面白くないため、純正手動式レギュレタ-と同じ方式のタイプ数種類を準備。BMW、アウディ、日産など数種類のレギュレタ-を組み込んでみたが、車輌の内張りの厚みが非常に薄いためにモーターの出っ張りがドア内張りと干渉して内張りが浮いてしまう。
他車両からのユニット流用は無理であるため、C1ファクトリーに問い合わせたところ、後付パワーウインドーでドア内部に組み込むタイプの外国製汎用品があり、ドアの薄いクラスAやクラスC、国産キャブコンなどほとんどの車輌に使用可能という堤社長からのアドバイスがあり、NC協賛価格をお願いし早速取り寄せる。 |
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| 汎用パワーウインドー |
| このパワーウインドーキットは、スイッチ、ハーネス、モーターユニットブラケット、グロメット、ビスに至るまで全てがキットになっている優れもの。マニュアルは対応車種と取り付けのイラストによる解説は実に多くの車輌に対応している。また、全て英語での説明であるが、イラスト入りの解説が付属されているため、英語が苦手な方でもイラストを見て取り付けることができる。 |
| 取り付け |
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| 内張りを外し、ウインドウレギュレタ-を固定しているネジを外し、レギュレタ-とネジの間に付属のプラスチック製ブラケットを挿入し固定する。 |
レギュレタ-に付属の強化プラスチック製リングギアを挿入し、純正のハンドル用ネジで固定する。 |
モーターユニットを、リングギアに挿入し、付属のOリングを入れ、抜けないように固定する。
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モーター本体に付属のブラケットを取り付け、ドアと固定する。（ブラケットは角度が変えられるようになっている） |
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| 付属のゴム製ブラケットを入れ、モーターブラケットを付属のネジで固定する。 |
ドアと車体に配線用の穴を開ける。配線保護のため、コルゲートチューブを使用するため、12mmの穴を両方にあける。 |
コルゲートチューブに配線を通し、タイラップで固定していく。 |
ドア内張りにスイッチを取り付けるための穴を、カッターでカットする。プラスチック製の場合は、カッターの歯をバーナーで熱してカットすると楽に作業ができる。 |
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今後このプラスチック製内張りにレザーを貼る予定です。完成次第UPいたします。 |
| コネクターを通し穴の大きさの確認を行う。 |
スイッチを取り付けたところ。裏側から2本のビスで固定。
何とこのスイッチはイルミネーション連動となっている。 |
レギュレタ-ハンドルの穴は、ホールソーで一回り大きな穴をあけ、付属のプラスチック製グロメットをはめ込む。 |
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| 取り付け後の使用感 |
比較的重たいガラスであったが、窓の開閉のスピードも非常に速い。また、取り付け前の窓をあけるためにハンドルを回す場合、ハンドル位置が低かったがスイッチをドア内張り上部に取り付けたためライディングポジションのまま手を伸ばすだけで、ウインドーの開閉が可能となった。
見栄えもよくパワーウインドー化を図るためには非常に優れたお勧め度の高い製品である。 |
| 作業時間 |
作業難易度（5段階）
（5が難易度が高い） |
作業のポイント |
実用度（5段階）
（5が実用度が高い） |
| 3時間程度 |
３ |
配線の処理に注意すること。ガラスの開閉によって配線が切れたり挟み込んだりすることが無いようにしっかりタイラップなどを使って固定すること。 |
５ |
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| C1ファクトリーから嬉しいお知らせ！ |
今回の今テンス製作に関して、NCのコンテンツを製作するということでC1ファクトリーの堤社長にお願いしてこのパワーウインドーキット（左右のキットで）を2万円で提供していただきました。通常は、3万円近くで販売されている商品です。また、さらに無理なお願いをし、本キットに関して”ネットキャンパーを見た”と伝えると2万円（税別）で販売していただけるとのことです。 C1ファクトリーはNCへ定期的なジャンクパーツの協賛品を出してくださっているキャンピングカーメンテナンス専門店です。輸入パーツも豊富な在庫数です。
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| クラスCの増しリーフ作業中のC１メカニック |
アメリカ製ボンベを国産ボンベに変更中の車輌 |
豊富なパーツの在庫数 |
こんなコンパクトなエアコンも在庫しています |
お問い合わせはC1ファクトリーへ
http://www.c-1factory.jp
神奈川県横浜市旭区矢指町1893 電話045-955-0007
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