国産キャブコンステップ修理事例!
一部の国産キャブコンでステップがボディ側面と一体式になっているタイプのものがあります。このタイプはリングギアをモーターのスポロケットを利用して動作させているものが多く、故障が多いのが現状です。
このタイプのステップはモーター側のスポロケットが比較的小さいためモーターに負荷がかかりモーターが焼きつく故障やステップを出しても戻らなくなるといったような症状が多いようです。
このページは一旦出ると戻らなくなってしまうステップの修理事例です。
取 り 付 け
テスターで測定したとこと、電圧降下はそれほど認められなかったため、まずステップを出した状態でバッテリーターミナルを外し、ステップの配線を全て外します。
モーターを取り外し分解。モーター内部にある古いグリースを取り除き新しいグリースをたっぷり入れます。
右側にあるロッドを調整しバネの強さを高めます。また、リングギアにつながっているロッドの位置をモーターに負担がかからない位置に変更します。
駆動部分全てに潤滑油を塗布しステップが作動する時の抵抗を少なくします。。
接点部分を紙やすりで磨き配線を組みなおします。その後グリースを塗り、酸化を防止させます。
組み込んで動作確認すると問題なくステップが収納できました。
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